2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「オシム弁護」(カッコおしむべんご)

毎回楽しく拝見しているdorogubaさんのコラムで、ガーナ代表戦の日本代表を指して「トータルフットボール懐疑論」という興味深いエントリーがあった。 さらに、次の投稿では「ジーコ日本代表は「ロックを感じるチーム」とすれば、オシム日本代表は? 音楽と…

サッカーは逃げていかない

サンフレッチェ広島に関して、2つのニュースが発表された。 ベット選手の処分について このたび、サンフレッチェ広島所属のジョベルト・アラウジョ・マルチンス(Joubert Araujo Martins/登録名:ベット)選手が起こしました傷害事件につきましては、被害…

ガーナ戦雑感

大変に楽観モード。やはり中東遠征はコンディション、環境とも普通ではなかった。本来、日本はこれくらい走れてこれくらい守れるチームだ。 代表初キャップが5人。代表初先発が3人。しかも3バックのうち1人は「プロ入り初」のポジション。フォーメーショ…

ガーナ戦各論調比較(上)

恒例行事として。といっても、弊ブログが本格稼動したのがイエメン戦(アウエー)が行われた翌日の9月7日なので、実際のところはこれが2回目なんですけどね(笑)。 ということで、各メディアの論調を抜き出しながら比較し、間にコメントを挟んでいきたいと…

ガーナ戦各論調比較(下)

やっぱりスポーツ新聞はほとんど面白くないので、ライターやコメンテーター、解説者、ブロガーのコメントを中心に採取しました。 ■デイリースポーツ http://www.daily.co.jp/soccer/2006/10/05/0000129370.shtml 求む海外組!オシム日本世界を痛感 世界の壁…

J1第25節千葉vs.大分 分析(上)

●オシムサッカーは「状況へのリアクション」 ガーナ戦当日ですが、空気を読まないで表題の試合分析をします。が、これもちゃんと日本代表への注文へ繋がったり、繋がらなかったり。なんで、まあ呆れないで読んでくださいませ。 まずは余談というか、こちらも…

J1第25節千葉vs.大分 分析(下)

このエントリーは、http://d.hatena.ne.jp/KIND/20061004/p1 の続きです。 後半、勝負のアヤを握ったのはミスであった。ただし、それは守備側にも攻撃側にもいえることである。 最初にペースをつかんだのは大分だった。48分、カウンターから千葉のボランチと…

ガーナと日本の奇妙な“符合”

ところで、ガーナである。サッカーにおけるガーナ代表の選手(あるいは、チーム)と聞かれて、どんなことを思い浮かべるだろうか。 普通の人には、「カカオの産地」で「ドイツW杯に出場したアフリカの強豪」、と説明すれば丸く収まる。「エッシェン、アッピ…

足りないのは「戦術」か?

●副題:J1第25節清水vs.福岡分析 4日がガーナ戦だろうが、弊ブログではJリーグの試合分析をいつも通り淡々と行っていきます。日本サッカーは代表中心に動いてるわけじゃあございあせん。例えスケジュールがそうであっても、日本サッカーを支えているのは代表…

J1第25節甲府vs.G大阪分析[下]

このエントリーは、http://d.hatena.ne.jp/KIND/20061001/p3の続きです。 ●「やり返す」第2ラウンド 後半、試合はいきなり動いた。試合の趨勢を握るカギとなる2点目が、甲府に入ったのだ。 47分、センターサークル付近でボールを受けた茂原岳人が、橋本英郎…

オシム選考は不可解か?

BLOGランキング上位でいつも拝見している「サッカーコラム トータルフットボール」さんが、オシム選考に疑問を呈しておられた。興味深いご指摘だと思ったので、自分の頭を整理するのにも役立つと思い、TBを掛けてレスを試みることにする。 なお、僕の代表選…

トリセツを熟読せよ

まず、過日に行った「■[鬼武チェアマンの“プロ意識”を問う」というエントリーを取り下げることについて連絡します。詳しい経緯は「サッカー蟻地獄」の隊長とのやり取りを参照して頂ければ良いと思いますが、ともあれ「KINDはチェアマン発言に根拠がないこと…

J1第25節京都vs.浦和分析

スーパーサッカー試合速報 京都 vs 浦和:ブッフバルト監督(浦和)記者会見コメント 京都 vs 浦和:柱谷幸一監督(京都)記者会見コメント 京都 vs 浦和:試合終了後の各選手コメント 以上J's GOALより ●浦和戦で心がけること 浦和戦で心がけることとは何か…

日本代表メンバー発表

http://www.jfa.or.jp/daihyo/daihyo/news/061001_02.html GKに変動なし。加地亮、坪井慶介の負傷により、水本裕貴と山岸智が初召集。恐らく、右サイドに駒野、左サイドに山岸が起用されるのだろう。 中盤では、いよいよ中村憲剛の名前が来た。山瀬功治と中…

J1第25節甲府vs.G大阪分析[上]

●「ヒヤヒヤの番狂わせ」 なんという形容矛盾だろう(笑)。だが、試合展開をみるに、その言葉が非常にシックリきたので使わせてもらう。終盤の甲府は、危なっかしくて見ていられなかったからだ(笑)。 とにかく甲府は、「ゲームを作る」ことにしか興味がな…