川崎戦データ追記

 参考までに、いろいろなデータを提示したい。川崎の等々力競技場の勝率は通算で6割弱。実は、ホームでの成績はさほど良くない。もっとも広島も等々力での勝率は5割を切っているのだが、相手との大差はない。さほど気にしなくて良い。
 時間帯別得点データを見てみよう。川崎の総得点58、広島は31。ちょっと比較にならない。しかも川崎は後半に全得点の62パーセントに当たる34得点を挙げている。先制した後も攻撃の手を緩めず、畳み掛けている姿がデータからも浮き彫りになる。


 ただ、広島が得点データで対抗できるのは前後半とも終了間際に10得点ずつ挙げていること。特に前半30分から44分までのスコアは川崎の6に対して広島は10。「前半終了間際の勝負強さ」に関しては広島が上回っている。

 このデータを補強するのは、時間帯別失点データ。総失点は川崎が36失点、広島が42失点。うち、川崎は前半0分〜前半30分、後半0分〜後半30分までの失点数が15に対し、前半30分〜前半44分、後半30分〜後半44分までの失点数が21。前後半終了間際の計30分間に、失点の58パーセントが集中している。川崎が攻勢を掛けていることの裏返しともいえるし、「終了間際に集中が切れやすい」ともいえる。


 ついでに、どうでもいいデータとして「天候別勝敗」も挙げておこう(笑)。広島は、天候が晴でも雨でもJリーグ通算データで負け越しており(笑)、曇の場合に勝率が50パーセントに回復している(138試合63勝12分け63敗)。一方の川崎は晴だろうが雨だろうが曇りだろうが、勝率はすべて50パーセントを越えている。要は、広島が通算成績で負け越し、川崎が勝ち越しているということにすぎない。だが、広島にとって「お天道さまも頼りにならない」ってことだけはいえる(笑)。


 以上、単なる余談。

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