「ALL FOR CUSTOMERS」

 大変面白いので、色々参照させてもらうかも。
 とりあえず、まずはココから。

 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080315/ogc2.htm
> 続けてひろゆき氏、「そういうふうに考えないで、既存のものではないものを作って面白いと思わせるにはどうすればいいかというと、『ここは面白いことをやっていますよ』というイメージを植え付ける必要があると思います。実際に面白いかどうかは別にして」。ここで芸人のコントを例に出し、そこでは「お客さんが笑う姿勢でいるから」笑えるのだという分析を披露した。

> 「『ニコニコ動画』では他の会社がやらないことを敢えてやることによって、ここでは面白いことをやっているな、と思ってもらえる、そういう憶測のもとにやっています」。この言葉には正体不明の説得力があるが、それはひろゆき氏が実際のサービスで実現し続けているからこそだろう。続けてひろゆき氏は自身の哲学として、「敵を作らない」という考え方を紹介した。「ニコニコ動画」が各放送局に対して著作権侵害に相当する動画を全て削除する、という旨を申し入れた背景には、ひろゆき氏の考えが背景にあるのかもしれない。

 「『ここは面白いことをやっていますよ』というイメージを植え付ける必要があると思います」

 激しく同意なのはココ。mixiのコミュニティで同じ事を言ったけど、いまサンフレに必要なのは「何か面白いことやってるなー」というイメージづくりです。本当に面白いかどうかは別問題。

ビッグアーチって遠いなあ。サッカー? やってるの?」

 なのが現状。

ビッグアーチで面白そうなことやってるんだって?」

 まで持っていって、最終的に「遠いけど行ってみようか」にさせるまでが営業と広報の仕事。んで、実際にメインコンテンツ(チーム)が面白いものにするのが現場の仕事かと。

 そのためには、何でもいい。手段を選ぶな。

 例えば昨日はビッグアーチの公開練習に行ったけど、なぜか客席から遠いほうのタッチラインに固まって練習をしていた。おかげで、双眼鏡を使って見なきゃいけなくなり、ストレスを感じた。もしこういう風に感じる人がオレ以外にいるとすれば、その人はブログに

「遠くでやっててよく分からなかった。面白くなかった」

 と書くかもしれない。それは全然うまくない。

 遠くのほうで練習する理由は、芝の養生のため。なんだけど、それは尋ねないと分からない。そして普通の客はいちいちそんなこと聞かない。「遠いなあ」⇒「帰ろう」⇒「もう来ねぇよ」になるのが普通だ。

 そこを「面白かった、また来よう」「面白かったよ! 皆も行こうよ」にするにはどうするべきか。AISASで言う「SHARE(共有)」のフェーズに持っていくにはどうするべきか。

 例えば芝生の関係上「近くでやる」のは不可能にしても、ピッチに入ってくるときのファンサービスを強化する。補助競技場から談笑しながら入ってくる選手が多かったけど、そこをちゃんと客席に向かって何らかのアクションをする(手を振る、何か話しかけるなど)。少なくとも「こっちを無視してるんじゃないの」と思わせる現状はNGです。

 うまくいけば、試合はイマイチ乗り気じゃなくても、「練習は楽しいらしいね、タダなら見に行こうか」という気持ちで行く人が増えるかもしれない。そういうところからクチコミが広がるかもしれない。

 今の時代、「何か面白いことやってるな感」というのはそういう風に伝播していくものだと思う。「ALL FOR J1」の前に「ALL FOR CUSTOMERS」だろう、そういう意味では。

 ほかにもネタにできそうなので、そのうち書きます。ということで、ビッグアーチ行ってまいります。